ダークソウル2:未使用のNPC名を調べる

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ほぼメモ書きのようなもの。

ダークソウル2には未使用のNPC名がいくつかあったので、それについて調べたことの覚え書き。

ダークソウル2はソウルシリーズとしては珍しく、NPCネームリストのIDと内部パラメータIDが対応してるのでそこから逆引きして調べた結果を書いていく。

 

探索者ロイ

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古い探索者セラ

探索者スチュワート

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古い戦士ウォーグ

探索者コウ

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冒された盗掘者

見ての通り、実態は死者の洞(DLC1におけるチャレンジルート)のボス達。

ボス戦で表示される名前とは別に、霊体として召喚/侵入した時に表示されるNPC名が各個設定されている。

(ボス戦等で表示される名前はキャラではなくイベントに紐付いてる為か別のリストで管理されている)

「探索者」という二つ名で統一されている辺り、こちらの名前も3人組を前提として設定されたように見受けられる。

その中でも「探索者ロイ」はゲーム本編でも存在するNPCであり、アイテムや篝火等でも名前を目にするキャラだが、「古い探索者セラ」にその名前が割り振られていたという事実は少し興味を引く。(実際の探索者ロイとは似ても似つかないが)

ちなみに「死者の洞」というエリア名に関連してか、この3人は全員亡者だったりする。

臆病者のダン

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エス=ロイエスにおけるマルドロ(生身)

ネームリスト上、この名前の1行上にはマルドロ本人の名前があるので一応こちらは別に設定されている。

そもそもエス・ロイエスに居るマルドロはゲームの仕様上名前が表示が表示されないので、開発者からすると今も彼は「臆病者のダン」なのかもしれない。

(攻略本だと何て書かれてるのだろう) 

伝道者の末裔ワズロー

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鉄の回廊に居る星占い装備を身に纏ったNPC

その昔、ダークソウル2には「果ての篝火」というプレイヤーの総死亡数や多くのプレイヤーを殺害した敵などが閲覧できる公式データベースの様なサイトがあったのだが、DLC2の発売時にこの「伝道者の末裔ワズロー」が敵としてリストされていて少し話題になっていた。(Twitter等で検索すると当時の反応が見られる)

ちなみに鉄の回廊には星占い装備NPCが3人居るが、全員同じ装備設定を共有している。

恐らく闇霊/白霊としての採用が見送られたのちにMob敵として採用されたのだろうか。

「伝道者の末裔」という名前だからといって、セカンダリ武器に伝道者の三又槍を持っているということはない。

(基本的にDS2の術士NPCはショートソードで空いた武器欄が埋まっている)

冒険者マテヤス

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3周目以降の黒霧の塔に出現する徘徊霊。いわゆる赤モブNPC

そもそも彼の存在を知らない人も多いかもしれない。

こちらも先の「伝道者の末裔ワズロー」と同じく、複数体出現する。

彼も同様に霊体としての採用を見送られた後にMobとして再利用されたNPCなのかもしれない。

竜血騎士ロンダ

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眠り竜の褥に居る竜血騎士そのもの。

ネームリストのIDがかなり後の方だったので「DLC3辺りでDLC1のMob竜血騎士を霊体に再利用しようとした名残なのでは?」と思ったが、どうやらDLC1配信時点でこの「竜血騎士ロンダ」という名前はゲームファイルに含まれていた様なのでそれは違うようだ。

つまりはこちらも上記2体と同様、霊体としての採用を見送られた後にMobとして採用されたNPCだと考えられる。 

 

 

以上。意外と数が少ない。

名前は未使用だが、どれもMobやボスとして採用されているNPCだという事が解った。

逆に言えば、エネミーとしてNPC自体がゲーム内で採用されているが為にゲームファイルから名前が消去されなかったのかもしれない。