ダークソウルリマスターにブラッドボーンの聖堂街上層が含まれていたという話

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今回は軽く触れとく感じの記事なので少々手短に。

5月24日にダークソウルのリマスターが発売されたのは記憶に新しいところですが、今回はその中にブラッドボーンの開発途中のマップが含まれていたという話です。

 

 

早速GTAVのマップとしてファイルを読み込んでゲーム内で動かす人も出ています。

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何故よりによってGTAVかというのは恐らくダークソウル本編でこのマップを読み込むようにスクリプトを指定していしてもテクスチャパックが存在せず、外観がわかるような状態ではなかったので外部アセットを扱えるGTAVのMODとして読み込ませテクスチャを別途用意して動かせるようにしたのかと。

 動画を見るとまぁ一目瞭然ですがブラッドボーンの聖堂街上層のマップと瓜二つです。

 

では何故こんな物がダークソウルリマスターに含まれていたのかって話なのですが、元々聖堂街上層のマップはダークソウルがPS3で開発されてた時代から作られていて、ゲーム本編には採用されなかったマップだからです。

どうやらこのマップは格納IDから察するにダークソウル開発当時のテストマップだったとか。

外観を見る感じアノール・ロンドっぽい意匠を感じるのでデザイン絵から取り敢えずマップを書き起こしてそれを社内プレゼンとかチーム内でのイメージ共有の為とりあえず動かせるマップとして使われていたのかなぁと。

まぁこのマップの話については以上ですね。 

 

次は話が前後するようでアレなんですが何で今更になってこんな物が見つかって騒ぎ出されたのって事についてです。

そもそもの疑問として、”そんなものがあるなら2011年に発売されて以降PC版もあるのだから容易に解析されて見つかっていたのでは?”というのは当然の考えかと思います。

確かにダークソウル自体はPC版の解析が大分進み今となっては自分でモブやアイテム配置を変更できたりテクスチャのみならずモデルデータも弄れるのでダクソ3の武器を移植してる人が居たりイベント自体を改竄して軽いストーリーを作るようなModが作れる程度までしゃぶり尽くされています。

しかし、リマスター以前のバージョンのゲームデータには聖堂街上層のマップを含むテストマップ諸々が一切削除されていました。

 なのでテストマップの存在自体はデバッグモードでの開発テキストで存在することは解っては居ましたがどのような物があるのかは開発者以外誰も知り得なかったのです。

 

だがしかし、いざリマスター版が発売されると驚くことにテストマップのほぼ全てがゲームデータ内に残っており今回の発見に繋がりました。

 

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まんまわかりやすくオブジェクトテストのマップですね。

このようなマップが削除されずにいくつか残っているようで中にはデモンズソウルのマップもありました。

 

デモンズソウルで言えばこの男も何故かリマスターされてゲーム内に残って居たとか。

これを見てデモンズソウルのリマスターが同スタジオで行われているのか?と思う人も少なからず居ると思いますがこちらもダークソウルがPS3で開発されてた時代に使われてたアセットのようですね。

リマスター版を開発しているスタジオはゲーム内で使用されない没ボスなどのモデルもリマスタリングしてるのでどうやらゲーム内に含まれてるアセットなら使用未使用関係なくリマスタリングをしているみたいです。

 

 

 

少し語りが過ぎて冗長な感じになってしまいましたが、今回の話はこれにて以上です。

しかし、2011年(開発中なので恐らく2009,10年が妥当)に作られた物が数年越しにこうやって陽の目を見るというのは面白いものですね。

聖堂街上層に至っては誰も知らないまま別ゲーで流用されていたって事なので尚更です。(似た例だとKiller7の没曲が後にIIDXの曲として使われた事もあったり)

今フロムが発売を控えてるタイトルのSEIKIROでもこういう旧作の没ネタから拾われた物が陽の目を見ることがあるかもしれませんね。

そういう目線でもフロムの新作を楽しみにするようになってしまいました。

 

(実はトレイラーだけで既に見つかっているものがあったり・・・)